専門用語はできるだけ使いません。グラフを触って、数字を自分の手で動かしながら読んでください。読み終わるころには、もう「始めない理由」がなくなっているはずです。
1,000円が1年後に1,500円になっていたら、どう思う? もし元手が100万円なら、150万円になっていたはずだ。早く始めるほど、時間という最強の味方が働きはじめる。下のレバーを、自分で動かしてみよう。
毎月いくら × 何年 × どれくらいで増えるか
※ S&P500など全世界株の過去の平均は年5〜7%前後(保証ではありません)。手数料・税は簡略化した概算です。
レバーを動かすと一目瞭然。早く・長く続けるほど、緑の「増えた分」がふくらんでいく。これが複利の力だ。
まず誤解をひとつ。NISAは「投資の名前」じゃない。「この枠で投資すれば、儲けに税金をかけませんよ」という“国のお得ルール”、ただの制度だ。中身は自分で選ぶ。
投資で増えた分には、本来 約20% の税金がかかる。
でもNISAの枠の中なら、その税金がまるっと0円。
たとえば10万円の利益が出たとき——
※ 生涯では合計1,800万円まで非課税で持てる。最初はこの枠を全部使う必要なんて全くない。月1,000円でも、立派なNISAデビュー。
身構えなくていい。スマホで完結する。最短ルートはこれだ。
君がふだん使っている銀行は、たぶんNISAに対応している。まずはそのアプリを開いて「NISA」「つみたて」の文字を探す。これだけでも、もう半分始まっている。
本人確認とマイナンバーがあればOK。ネット証券(楽天証券・SBI証券など)はポイントも貯まって人気。口座の開設・維持にお金はかからない。
S&P500やオルカン(次の章で説明)を選び、毎月の自動積立をセット。あとは基本ほったらかし。これで君も“投資をやっている人”の仲間入りだ。
5年前、1ドルは110円だった。今は160円。数字の上では君の貯金は1円も減っていない。でも——世界から見た「値打ち」は、しれっと下がっている。スライダーを動かして、その正体を見てみよう。
これは「円の値打ちが下がった」を、いちばん肌で感じられる例だ。
投資で“ギャンブル的に”儲けてほしいわけじゃない。
学費にと貯めておいた額が、数年後の物価では足りなくなる——そんなことが、現実に起きる。
だから、お金の値打ちを「維持」するために投資をしてほしいんだ。
「日本円だけで全部持っている」——これが、実はいちばんリスキー。円が下がれば、資産まるごと道連れだ。タブを切り替えて、“守れる持ち方”を見てみよう。
ポイントは「儲けを最大化」じゃなく、どれかが転んでも、他が支えること。株・金・外貨・円。バラけているほど、資産は減りにくい。
初心者の最適解は、監視不要で放置できる「投資信託」。中でも世界中・アメリカ全体にまとめて分散投資する“インデックス投資”が無難だ。代表選手を紹介しよう。
アメリカを代表する500社にまとめて投資。Apple・Googleなど、君が毎日使う会社の詰め合わせ。
これ1本で世界中の株に分散。「どこが伸びるか分からないから、全部買う」という潔さ。
株とは違う値動きをする金。少し混ぜておくと、分散の“守り”がぐっと固くなる。
百聞は一見にしかず。代表的なインデックスに投資していた場合の、ざっくりイメージがこちら。
※ 過去の値動きをもとにした概算の例示です。相場は上下し、元本割れの年もあります。将来の成果を約束するものではありません。
NISAの枠を使い切るほどになったら、もう初心者じゃない。余裕が出たら個別株は本当に楽しい。大好きな会社、未来を期待する会社の株を持つもよし。そのときは——こんな入門サイト、もう君には要らないはずだ。
明日になれば熱は冷める。だから今日、スマホで口座を開こう。最初の積立は1,000円でいい。その一歩が、10年後の君を助ける。
↑ もう一度シミュレーターを触る